あずまねざさ (東根笹) 

学名  Pleioblastus chino (Arundinaria vaginata, P.chino var.vaginatus, P.chino var.gracilis)
日本名  アズマネザサ
科名(日本名)  イネ科
  日本語別名  アズマシノ、シノ、シノダケ
漢名  靑苦竹(セイクチク, qīngkŭzhú)
科名(漢名)  禾本(カホン,héběn)科
  漢語別名  
英名  
2023/03/24 北本市 

2023/04/19 町田市小山田 

2013/05/04 入間市宮寺 

2007/05/22 小石川植物園
 

2023/05/28 小石川植物園 

2008/06/28 入間市宮寺
2022/07/20 同上 


 アズマネザサ Pleioblastus chino とネザサ Pleioblastus argenteostriatus f. glaber は、フォッサマグナを境として、東北日本にアズマネザサが、西南日本にネザサが分布する。
 ネザサは、アズマネザサに比べ、葉の幅がやや広い。
 Pleioblastus chino には、次のような種内分類群がある。

  アズマネザサ P. chino(Arundinaria vaginata, P.chino var.vaginatus,
         P.chino var.gracilis;靑苦竹)
    キンジョウチク 'Laydekeri'
    ハコネダケ var. gracilis
      ヤシバダケ var. gracilis 'Variegatus'
    ヒメシマダケ f. elegantissimus
    ジョウボウジダケ f. nebulosus
     
 メダケ属 Pleioblastus(苦竹 kŭzhú 屬)については、メダケ属を見よ。
 関東地方で、世俗に篠(しの)・篠竹(しのだけ)と呼ぶ。
 種小名は、和名シノから。
 本州(関東・東北)に分布。
 小型のものから5mに達するものまである。
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「竹のるひ」に、「根笹 やふに有。云ニ不及」と、また「箱根竹 ほそながく箆(のたけ)のごとく、今多く籠(かこ)細工ニつかふ竹」と。

ハコネダケか? 箱根の山は、こんな竹にびっしりと覆われているが・・・
   2007/01/14 箱根 石橋山附近

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